Google Fit API & OAuth 2.0 Playground を試して体重を取ってみる

🏷️ Google API

2019/09/14


Google Api の設定をして、Developツール上で情報が取得できるところまでの確認

API 準備

Google Api Console ログイン

https://console.developers.google.com/

新規プロジェクトの作成

プロジェクト名は好きなものを
プロジェクト名は好きなものを

Fitness API 追加

左側メニューの「ライブラリ」または、ダッシュボードページ上部「APIとサービスを有効化」をクリックし、ライブラリへ。

そこで、Firness と検索し、追加。

検索後
検索後

有効にした状態
有効にした状態

OAuth 同意画面、認証情報追加

ユーザー(自分)に許可を出すための画面設定が必要。
APIとサービス画面の、「OAuth同意画面」から、アプリ名のみをとりあえず設定。

設定画面
設定画面

設定したら保存してください。

次に、認証情報を追加。
「認証情報」をクリックし、「認証情報を作成」をクリック。
「OAuth クライアントID」を選択。

「ウェブアプリケーション」を選択し、
「承認済みのJavaScript生成元」には

https://developers.google.com

を、「承認済みのリダイレクトURI」には

https://developers.google.com/oauthplayground

を設定してください。このあたりはドキュメント通りです。

https://developers.google.com/fit/rest/v1/get-started?hl=ja

OAuth 2.0 Playground で動作準備

Google Developers OAuth 2.0 Playground 上で実行してみます。
Google API のテスト環境のような形でしょうか。

https://developers.google.com/oauthplayground/?hl=ja

下記は OAuth 2.0 Playground についての記事
https://developers.google.com/identity/protocols/OAuth2

アクセスしたら、「Step1 Select & authorize APIs」で「Fitness v1」を探してクリックで展開、
いろいろ試してみたいので、全てのエンドポイント?にチェックを入れて、「Authorize APIs」をクリック。

アルファベット順に並んでいます。Google Fit ではないので注意
アルファベット順に並んでいます。Google Fit ではないので注意

すると、どの Google アカウントで認証するかの、見たことある画面になりますので、アカウントを選択し、許可をクリック

上部
上部

(長いので中略)下部
(長いので中略)下部

すると、前の画面に戻ってAuthorization code が入力された状態になりますので、
「Exchange authorization code for tokens」をクリック。

Authorization code は一時的なアクセス許可をするための橋渡しのような状態で、
これを利用することで、Refresh token と Access token に変換することができます。

▽参考
https://developers.google.com/identity/protocols/OAuth2

色々情報が出てきたらOKです
色々情報が出てきたらOKです

アクセストークンは1時間期限なので(カウントダウンされてますね)、
期限が切れたら Refresh token を利用してアクセストークンを再取得する必要があります。

この Playground ではAuto Refresh できるみたいなので、チェック入れておきましょう。

動作確認

使用できるAPIについては、Google Fit REST API のドキュメントに記載されています。

https://developers.google.com/fit/rest/v1/reference/

体重を取ってみましょう。

使用できる dataSources (運動だったり、血圧だったり、体重だったり、睡眠だったり)は、

https://www.googleapis.com/fitness/v1/users/me/dataSources

にGETをすることで取得できます。

レスポンスの weight にハイライト
レスポンスの weight にハイライト

体重の部分のJSONを観ると、「dataStreamId」というのがあります。これが Google Fit API でのデータ種別IDになります。

最後に、この dataStreamId を使って、過去の体重保存結果を取得しましょう。
テンプレートは以下

https://www.googleapis.com/fitness/v1/users/{user}/dataSources/{dataSourceId}/datasets/{start-end}

{user_id}medataSourceId は先程の dataStreamId、datasets の {start-end} は、取りたい期間を ナノ秒 で指定する必要があります。

GET https://www.googleapis.com/fitness/v1/users/me/dataSources/derived:com.google.weight:com.google.android.gms:merge_weight/datasets/0-1568432908000000000

実行結果
実行結果

無事に取れていそうですね。
もちろんですが、過去に値を追加したことがなければ値は帰ってこないと思います。

それにしても、なぜナノ秒…?

最後に

APIドキュメントを読めば簡単にPOST もできそうですが、自分用メモとしてまた記事を作るかもしれません。

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