AWS Certified Solutions Architect - Associate に合格したので、何をしたのかを書く

🏷️ AWS

2021/08/03


はじめに

2021年6月に、AWS 認定ソリューションアーキテクトアソシエイト試験を受け、1発合格をしました。

試験を受けた理由は、業務で AWS を使っていたのと、周りでも取っている人が多かったので、最低限取っておかないと、といった感じです。

勉強時間は毎日2時間ほどで3週間ほどなので、大体60時間ほどでした。

もともと知っていた知識

一般的なアーキテクチャで使われているサービスが何を提供するサービスなのか、簡単な使い方などは知っていました。

  • CloudFront
  • S3
  • EC2, ECS
  • RDS
  • ElastiCache

試験を受ける決意をする前に、勉強がてら下記の本でハンズオンをしていました。

AWSではじめるインフラ構築入門 安全で堅牢な本番環境のつくり方

こちらの本は、一度ぐらいはちゃんと本で勉強しようと思い買った本です。
難易度はかなり初級なので半分ぐらいはもともと知っていた知識ですが、より深く知ることができたのかなと思います。

試験勉強その1(udemyの動画講座)

セールで安くなっていたこともあり購入、受講。

https://www.udemy.com/course/aws-associate/

全部ちゃんと見ると32時間だそうですが、さすがに長いので大体1.5~2倍ぐらいで視聴をし、自分が知らない単語や知識が出てきたら都度メモをする、という方法を取り勉強をしていきました。

今まで知らないような内容もバンバン出てきた(試験内容では必須)ので、個人的にはかなり大変だったイメージがあります。

なかなかハンズオンしづらい部分(Organization など)は、ハンズオンを行っている動画を見ることである程度は補完できたのは大きかったかなと思います。

試験勉強その2(黒本)

(模擬問題付き)改訂新版 徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書[SAA-C02]対応

俗に言う黒本です。

ベストセラーになっているというのと、実際に受かった人が Qiita で書いていたということもあり、より知識を深めるという意味で買いました。

https://qiita.com/saito_ry/items/80d2bbfd895bbc94bf5b

udemy の動画講座を受けた後に読んだ感想ですが、udemy の内容よりはサクッとした印象でした。
実際に無知の時点からこれだけで合格レベルまで持っていくのは個人的には難しいかも?と思いました。

とはいえ、知識の定着という意味ではかなり役に立ちました。
(実際に物理的に本がある、というのは動画と違って気軽に読み返せるのでいいですね)

模擬試験(黒本+udemy)

最後に、模擬試験を解いて実戦形式への慣れと、知らない知識の補完を行いました。

udemy の講義についていた分

https://www.udemy.com/course/aws-associate/

先程のこのコースに付属している模擬試験が3回分。
難易度は、講義を受けていれば合格レベルまで持っていきました。

udemy で別途買った模擬試験分

https://www.udemy.com/course/aws-knan/

模擬試験6回分がついてくるコース。
先程の Qiita でも言われていますが、この模擬試験めやくちゃ難しいです。

他の模擬試験で8~9割取れていても、この「高難易度」の試験を受けると平気で5~6割になります。
逆に言うと、この高難易度で合格ラインを取れれば、本番試験で落ちることは無いんじゃないかな、というのが個人的な感想です。

自分は、最後の6つ目の高難易度の試験でギリギリ合格点を取れました。

黒本についてくる模擬試験

黒本にも1回分模擬試験がついてきます。

が、先程も言ったとおり黒本の説明パート自体はざっくりしているので、その知識だけでこの模擬試験を受けると「え、本に書いてなくない?」という内容が出てくるので注意してください。

試験の申し込み

試験は、ピアソン VUE で行いました。
初めて利用するのでどういう仕組か分からなかったのですが、PC で受けることができる様々な試験を実施してる民間試験センターということなのですね。
自分が行った会場では英検もやっているようでした(昔取ったけど PC で受けたっけ…?)。

持ち物などは、申込時の注意事項などを見てもらえれば大丈夫だと思います(英語ですが)。

また、身分証明書が2点必要なので気をつけてください。
自分は運転免許証と保険証を出しました。

試験実施

試験は淡々と試験会場のパソコンで行います。

様々な試験を同一の会場で行っているため集中力が続くか自信がなかったですが、平日の昼間で田舎の会場だったからか試験時間中終始一人でした。

難易度は、思ったよりも簡単 ではなかった です。

Qiita などを見ると、高難易度の模擬試験に対して「本試験はこの内容の半分かもうちょいくらいの難易度だと思っていいです。」と書いてあるものもありますが、個人的には高難易度の模擬試験と同じぐらいの手応えでした。

それでも見直しまで含めて10分ほど余り、試験終了を押すと、画面に「合格」と出て一安心しました。

試験後

試験終了してから実際に AWS 認定ページに表示されるまで、数営業日かかるかも、と書いてありましたが、自分の場合は即日表示が確認できました。(試験を朝10時半ごろから受けたからかもしれません)

スコアレポートも確認でき、結果は 825/1,000 点でした。合格点が 720 点なのでそこそこですね。

感想

完走した感想ですが、業務で最低限の知識が身についていたこと、udemy と黒本の2種類で勉強したということがあって、ようやく合格できたのかなと思っています。

黒本はもしかしたらなくても受かっていたかもしれませんが、安心材料は多いほうが良いと思ったので、教材を多くこなしたことが自信につながり、メンタル的にも安心して試験を受けることが出来たと思います。
(本試験の手応えはなかったですが、落ちることはないだろう、とは思えるぐらいにはなっていました)

これから AWS SAA を取得する方の参考になれば幸いです。

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